若い頃から健康一筋で、急性の腹痛つまり虫垂炎数日間入院した以外は、60歳を過ぎてこの方病院へ入院したと言う記憶はありませんでした。
そしてある日、公的機関の成人病予防の為の定期健診において、たまたま便を検査した結果「陽性」と判断されたのです。 つまり、便に血液が混じっているとのことで、何かの異常が認められるということでした。
仕方なく更に精密検査をした結果、大腸がんと診断されたのです。これが何と中期以降のものだったので、通常の早期腫瘍やがん性のものと異なり、ガン部分を取り除くため開腹手術をしてガンを取り除くことになりました。 幸いに手術は成功し、その後の定期点検にも転移の可否も観てもらいましたが、その点は異常性は無いということでした。
病院は拙宅のすぐ近くでもあり、我が家の子供たちもよくお世話になったところです。 従って医師や看護師たちとも少しばかり知合いでもあったので、気さくに話し合いが出来、にこやかに言われながらも無事に入院、手術、そして退院することが叶いました。
ところで最近では腸の健康のことがよく言われています。 腸内環境や腸内フローラなどとも言われて腸の若さを保つこと、腸内細菌で決まるともいわれています。 其れには腸内の善玉菌を増やして出来るだけ悪玉菌を減らすように心がけるべきともされているのです。